よくお問い合せいただく質問をまとめましたのでご参考ください。
会社設立におけるよくある質問
- 法人を設立する事で、どの様なメリットがあるのでしょうか?
- 会社設立には様々なメリットがあります。
- 商号とはなんですか?
- 商号とは会社名の事です。
- 本店、支店とはどういう意味ですか?
- 本店とは会社の本社のことです。法律上、本社を「本店」、支社を「支店」といいます。本店や支店の住所に関しては最初に届け出た場所で登録されます。移転をする場合には、税金がかかります。
- 定款(ていかん)とは何ですか?
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会社の取り決め事項のことですが、社内規定など自由に定められる規則の事ではなく、法律上定められた、予め決めなければならない内容について、公証役場で認証を受けた取り決めの事です。
ここで言う、予め決めなければならない内容とは以下の通りです。
- 商号
- 目的
- 本店の所在地
- 設立に際して出資される財産の価額、又はその最低額
- 発起人の氏名/住所
- 定款認証とは何ですか?どこで誰が行うのですか?
- 定款を公証人に確認して貰い、それを公正証書にしてもらう事です。会社の本店の所在地と同じ都道府県内にある公証役場で定款認証は行われます。公証人とは、当事者や関係人の嘱託により、民事に関する公正証書を作成し、また私署証書や定款に認証を与える権限を持つ公務員の事です。
- 登記とはなんですか?なぜ登記をする必要があるのですか?
- 登記とは、法律で定められた事項(会社名や会社の目的・役員名など)を世間に公表するために、登記簿に載せることです。 個人の戸籍と同様に、会社にも戸籍が必要なのです。
- 登記所・登記簿とはなんですか?
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登記所とは法務省法務局のことです。
法務局ごとに管轄があり、類似商号調査などはその管轄内で調べることになります。
登記簿とは、登記所に備え付けられた誰でも見ることのできる公開された帳簿です。最近は、コンピュータに記録している登記所が増えました。現在の状況だけが掲載されているものを現在事項全部証明書、過去からの履歴が掲載されているものを履歴事項全部証明書といいます。
登記所で手数料を支払えば、登記簿の内容がわかる各種証明書を交付してもらえます。
- 株式の譲渡制限とは何ですか?
- 株式の譲渡制限とは、会社の発行した株式を保有する株主に対して、その株式の第三者への譲渡を制限することです。
株主と経営者が同じである様な中小企業にとっては、自分の会社の株式が知らない第三者に渡ることは、経営が安定しない為、避けたい事です。そこで定款に「株式の譲渡をするには、取締役会の承認が必要」という規定を定めって、既記の事態を避けます。更に今後は、新会社法により、取締役会に限らず、株主総会などでも、その譲渡の承認が出来るようになります。
- また、公開会社、公開会社でない会社って何ですか?
- 公開会社とは、譲渡制限の規定のない会社、もしくは譲渡制限規定が一部の株式についてのみある株式会社の事です。ここでは一部を除いて自由に株式の譲渡が出来る、あるいはその株式の譲渡が全く自由に出来る開かれた会社の事です。
公開会社でない会社とは、発行する全部の種類の株式について、その譲渡につき承認を要する旨の定款の定めがある株式会社のこと。つまり、会社の発行している株式すべてに譲渡制限のある株式会社のことです。公開会社でない会社の取締役の任期は最長10年まで伸長出来ます。
上記に関する事で更に詳しい事や、上記にない事をお知りになりたい方は、お電話もしくはご相談・お問い合せフォームよりお気軽にご相談ください。